[前日計量]2018.4.21
フランプトン&ドネア テテ&ナルバエス 全員パス
フランプトンvsドネア

 21日(日本時間22日)、英国北アイルランドのベルファスト、SSEアリーナではWBO(世界ボクシング機構)のダブル世界戦が行われる。試合前日の20日にはフェザー級暫定王座決定戦に出場するカール・フランプトン(31=英)とノニト・ドネア(35=比/米)、バンタム級王座のV2戦を狙うゾラニ・テテ(30=南ア)と挑戦者のオマール・ナルバエス(42=亜)が計量に臨んだ。

テテvsナルバエス

 スーパーバンタム級とフェザー級で戴冠を果たしているフランプトンは125.2ポンド(約56.8キロ)、この2階級を含めた5階級で世界一になっているドネアは125.5ポンド(約56.9キロ)で、ともに126ポンド(約57.1キロ)のリミットを下回った。11対2というオッズで支持を集めているフランプトンは25戦24勝(14KO)1敗、勝てばフェザー級では3年半ぶりの返り咲きとなるドネアは42戦38勝(24KO)4敗。
 昨年11月の初防衛戦では11秒KO勝ちという世界戦における史上最短KO記録を樹立したテテは116.5ポンド(約52.8キロ)、勝てばフライ級、スーパーフライ級に続いて3階級制覇となるナルバエスは117.2ポンド(約53.1キロ)だった。サウスポー対決だが、テテが175センチ、ナルバエスが159センチと身長では16センチの差がある。テテは29戦26勝(21KO)3敗、ナルバエスは52戦48勝(25KO)2敗2分。オッズは33対1で王者の圧倒的有利と出ている。