コバレフ陣営がブラウンとの対戦を取りやめたことについて、メインイベンツ社のキャシー・デュバ代表は「ブラウンは複数のトラブルを抱えていると聞いている。サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の例を鑑みて、私たちは(直前の試合中止という)リスクを回避する必要があると判断した」と話している。一方、アルバレスはWBC王者アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)への指名挑戦を待ち続けているが、同じプロモーション会社所属ということで実現しないまま2年半が経とうとしている。双方のタイミングと利害が一致したことで対戦話が前進したようだ。すでに両陣営は契約書にサインを済ませていると伝えられるが、開催日に関しては7月15日から変更される可能性もある。