日本ユース・バンタム級王者の武田航あらため中川抹茶(23=角海老宝石)が、4月28日(土)の大阪・泉大津市TEXPIA OSAKAで日本同級14位の入口裕貴(20=エスペランサ)を相手に初防衛戦に臨む。13年10月に19歳でデビューした中川は技巧派のサウスポーとして成長し、15年に全日本同級新人王を獲得。昨年8月に中村祐斗(市野)との決定戦を制し初代王者に輝いた。
　地元で待ち受ける入口は、フットワークを活かしてのカウンターを得意とする中川とは対照的に、強烈なプレスと豊富な手数が持ち味のオーソドックス選手。関西では対戦が避けられると噂されるほどのホープで、中川にとってはキャリア最大の難関と言える。