[調印式&記者会見]2018.4.13
比嘉大吾の体力が回復!
比嘉のV3戦まであと2日
 WBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチの調印式と記者会見が13日、都内のホテルで行われ、王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)と同級2位のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が横に並んだ。試合は15日(日)に横浜アリーナで開催される「FUJI BOXING」のセミファイナルで行われる。

※試合の模様は当日夜7時57分からフジテレビ系列で全国生放送される。
絶対にKOする
 減量苦が囁かれる比嘉だが、前日の予備検診と比べると体調も回復し顔色が良くなった。試合への意気込みを聞かれると「いつもと変わらない。試合になったら100%の力を出せると思う。初回から全力で倒しに行く」とコメント。日本新記録となる16連続KO勝利を約束した。
簡単には勝たせてくれないだろう
 比嘉の体調が心配で夜も眠れないという具志堅用高会長だが「昨日より顔色が良い。ウェイトも大丈夫。当日は楽しみにしている」と少し安心したようだ。しかし、「相手はボクシングを知り尽くしている。最強の挑戦者だと思う」とあらためてロサレスの強さを警戒した。
15日は比嘉が負ける日だ
 紺のスーツを身にまとい紫のネクタイで調印式に臨んだロサレスは、「大変幸せな気分。このチャンスをもらったことに感謝している。今回の試合にすべてをかけているのでコンディションは100%だ。特別なトレーニングをしてきたし、相手をよく研究してきた。勝ってニカラグアにベルトを持ち帰る」と決意を口にした。
レフェリーはトーマス・テイラー(米)
 記者会見の前にはグローブチェックが行われ、両者とも日本製ウイニングを使用。比嘉がシルバー、ロサレスは青色を選択した。

■試合役員
レフェリー/トーマス・テイラー(米)
ジャッジ/スティーブ・モロー(米)、ファン・カルロス・ペラヨ(メキシコ)、ゲイリー・リッター(米)
立会人/ボブ・ロジスト(ベルギー)