[海外ニュース]2018.4.9
フライ級王者ダラキアンが自国で初防衛戦
アルテム・ダラキアン
 WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者アルテム・ダラキアン(30=アゼルバイジャン/ウクライナ)の初防衛戦が6月17日、現在のホームでもあるウクライナの首都キエフに同級1位で元暫定王者のヨドモンコン・ボーサエンテップ(27=タイ)を迎えて行われることになった。ダラキアンは井岡一翔(井岡)が返上して空位になった王座を今年2月に獲得した。
 ダラキアンは2月24日、ブライアン・ビロリア(比/米)との決定戦で大差の判定勝ちを収めて戴冠を果たした。16戦全勝(11KO)。挑戦者のヨドモンコン(本名はシリチャイ・タイエン)は13年11月に江藤光喜(白井・具志堅)を12回TKOで破ってWBAフライ級暫定王者になったが、14年12月にアルゼンチンで正王者ファン・カルロス・レベコ(亜)と団体内統一戦を行い5回TKO負けを喫した。それ以来、2度目の国外戦となる。53戦50勝(35KO)3敗。なお、WBAのフライ級では2位に黒田雅之(川崎新田)がランクされている。