[試合後談話]2018.4.8
大阪天満橋でOPBFランカーが熱戦!
ダイナミックvs川口
 大鵬ジム主催イベント「CHAMPION'S ROAD.62」が8日に大阪・天満橋エルシアターで開催。メインのスーパーフライ級8回戦ではOPBF東洋太平洋同級15位のダイナミック健次(大鵬)と元WBOアジアパシフィック同級王者の川口勝太(堺東ミツキ)が対戦した。
ダイナミックの右がヒット!
 低い体勢から距離を詰めるダイナミックに対し、川口は冷静に距離をキープ。ここからワンツーを繰り出すと左フックと右ストレートでカウンターを奪い、3回にはスピードのあるコンビネーションで攻め立てたが、2回にヒッティングで、4回にバッティングで左目と右目の上をカットしてしまった。その後もプレスのダイナミックと激しく打ち合うも、出血が多く5回、6回にドクターチェックで試合が中断。すると川口が6回終了のインターバルで棄権し、ダイナミックのTKO勝利となった。
ダイナミックが6回終了TKO勝ち
 初のメインイベントを勝利で飾ったダイナミックは、「モチベーションは上がったが、体と気持ちのバランスがいま一つだった」と反省。それでも目標は「世界チャンピオン」と目を輝かせ、今後いっそうの精進を誓った。
池水が接戦を制した
 また、セミで行われた53.0kg契約8回戦は、OPBFスーパーフライ級6位の池水達也(井岡)が藤本直人(新日本木村)との接戦を制し判定勝ち。これで5連勝となった池水は、「自分はもっとできるので今日は40点ぐらいだが、久しぶりの日本人対決を楽しめた。OPBFランクも6位なので、いつチャンスが来ても獲れるように頑張ります」と今後の抱負を語った。