[海外ニュース]2018.4.8
五輪金の逸材 ヨカが4連続KO勝ち
トニー・ヨカvsシリル・レオネット

 16年リオデジャネイロ五輪スーパーヘビー級金メダリストのトニー・ヨカ(25=仏)は7日(日本時間8日)、フランスのパリでシリル・レオネット(34=仏)と10回戦を行い、5回KO勝ちを収めた。右ストレートを叩き込んでレオネットをキャンバスに沈めたヨカは、プロ転向後の戦績を4戦全KO勝ちに伸ばした。しかし、ヨカはドーピング検査を4度キャンセルしたとして、3月にフランスのコミッションから1年間の出場停止を言い渡されている。

 同じイベントにはWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級1位のノルディネ・ウーバーリ(仏)が出場し、世界挑戦経験のある38歳の古豪ルイス・メレンデス(コロンビア)に2回KO勝ちを収めた。08年北京大会、12年ロンドン大会と2度の五輪出場実績を持つウーバーリは14戦全勝(11KO)、メレンデスは60戦47勝(34KO)12敗1分。
 また、この日は16年リオデジャネイロ五輪ウェルター級銅メダリスト、ソーレイナヌ・シソッコ(セネガル/仏)も出場し、ホセ・デ・ヘスス・マシアス(メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。シソッコは6戦全勝(5KO)、マシアスは34戦23勝(12KO)9敗2分。