[前日計量]2018.4.7
明日は沖縄でダブルタイトル戦
4者とも一発で計量をパス
 明日8日に開催されるWBC世界ユース・ライトフライ級王座決定10回戦、池間亮弥(20=広島拳闘)対モンコル・カムソッマット(23=タイ)の前日計量が試合会場の沖縄・豊見市民体育館で行われ、ともにリミットちょうどの48.9㎏でパス。また、空位のOPBF東洋太平洋女子バンタム級王座を争う同級2位の平安山裕子(31=平仲)と同級3位ファンナルック・コンサン(タイ)は、それぞれリミットの53.5㎏をアンダーでクリアした。
タイトル初挑戦の池間
 創設9年目の広島拳闘会で初のタイトル挑戦となる池間は、「試合が決まってから2ヶ月間、会長と最高のトレーニングをしてきました」と振り返り、自身のルーツである沖縄での挑戦に明日は地元広島を含め約100名の応援団が駆けつけると喜んだ。「今回はゴールではなく次へのステップアップ。明日は必ず自分がチャンピオンになってベルトを巻きます!」と力強く宣言した。
ここがゴールじゃないと池間
 一方、対戦相手のモンコルは「コンディションもいいし、明日の試合が今から楽しみで待ち遠しい」とリラックスした表情で決戦への決意を述べた。
地元でのチャンスをものにする!
 昨年の11月、フィリピンでのOPBF女子バンタム級王座決定戦はドローとなったが今回、地元での再戦となった平安山は、100gアンダーで計量を終えると「敵地でドローとなり、半年後のリマッチの機会を得た時からベルトのことしか考えていなかった」と話し、長身相手への対策として攻撃面の強化を図ってきたと明かした。
 先月には同じ沖縄勢の池本夢実(琉球=20)が日本女子フライ級の初代王座に輝いたが、沖縄女子で最もキャリアの長い平安山はプロ8年目でのタイトル獲得に向け、「会長やマネージャーがこうして作ってくれた大舞台。ベルトをつかみ取らなければ意味がない。最大のチャンスを必ずモノにします」と誓った。

 
コンサンと5ヵ月ぶりの再戦
 また、対戦相手のコンサンは300gアンダーの53.2kgでパスすると、「この試合に向け、とてもいいトレーニングをしてグッドコンディションでこの日を迎えた。明日はいい試合になると思う」と意気込んだ。