[海外ニュース]2018.3.23
新星ガルシアが1回KOで14連勝

 WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級31位にランクされる19歳の新星、ライアン・ガルシア(米)が22日(日本時間23日)、米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで世界挑戦経験者のフェルナンド・バルガス(29=メキシコ)に1回2分55秒KO勝ち、デビューからの連勝を14(13KO)に伸ばした。
 身長、リーチとも178センチのガルシアは初回終盤、右ストレートで少なからずダメージを与え、次いでロングレンジから踏み込んで右ストレートを一閃。さらに左アッパーを斜め下からフォローして痛烈なダウンを奪ってKO勝ちを収めた。初10回戦で会心のKO勝ちを収めたガルシアは「こんなに早く倒してしまってファンには申し訳ない」と嬉しい詫びを入れていた。次戦は5月5日、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)のアンダーカードで計画されている。敗れたバルガスは49戦32勝(21KO)14敗3分。2年前にはジェイミー・マクドネル(英)の持つWBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑み、9回TKO負けを喫している。