[海外ニュース]2018.3.14
リナレスvsロマチェンコ 5/12 MSGで決定!
ホルヘ・リナレス(帝拳)

 3階級制覇の実績を持つWBA(世界ボクシング協会)ライト級王者ホルヘ・リナレス(32=帝拳)に、WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ/米)が挑戦することになった。米国ロサンゼルス・タイムズなど複数のメディアが報じているもので、リナレスにとっては4度目の防衛戦、ロマチェンコは3階級制覇を狙っての挑戦となる。試合は5月12日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。

ロマチェンコ

 この試合は以前から契約間近と伝えられていたが、両陣営の契約テレビ局や放送時間の問題などがネックになっていた。しかし、その調整がついた模様で、晴れて注目ファイトが実現することになった。遠からず正式発表が行われることになりそうだ。
 リナレスは16年9月に現在の王座を獲得し、今年1月にはロマチェンコと同じサウスポーを下すなど3度の防衛を果たしている。47戦44勝(27KO)3敗。一方のロマチェンコは08年北京五輪フェザー級、12年ロンドン五輪ライト級で金メダルを獲得したあとプロに転向し、3戦目でフェザー級、7戦目でスーパーフェザー級王座を獲得した。目下7連続KO(TKO)勝ちをマークしている。11戦10勝(8KO)1敗。