[海外ニュース]2018.3.13
元王者パヤノが21歳の新鋭と対戦
ファン・カルロス・パヤノ

 3代前のWBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(33=ドミニカ共和国/米)が23日、米国フロリダ州マイアミでマイク・プラニア(21=比)と対戦する。パヤノは16年6月にラウシー・ウォーレン(31=米)に12回判定負けを喫して王座を失ったが、以後は2連勝(1KO)を収めている。これが再起第3戦となる。

 パヤノは04年アテネ大会、08年北京大会と2度の五輪出場経験を持ち、プロでも14年9月にアンセルモ・モレノ(パナマ)のV13をストップして世界一の座についた。戦績は20戦19勝(9KO)1敗。対照的にプラニアは14年8月にプロデビューした21歳のホープで、ここまで14戦全勝(7KO)という戦績を残している。WBA7位、WBC(世界ボクシング評議会)4位、WBO(世界ボクシング機構)3位にランクされる元王者を破れば一気に世界戦線参入となる。