[特集]2018.3.4
新旧王者たちも加わった最終ラウンド
当日は記録的な降雪だった
 2014年3月、47年間の拘置所生活から釈放された元ボクサーの死刑囚、袴田巌さん(81)には、検察側から即時抗告(裁判の不服申立て)が出されため、通称「袴田事件」の再審は今も滞り続けている。そこでJPBA(日本プロボクシング協会)の袴田支援委員会は、1月22日、東京・千代田区の日比谷公園で、抗告棄却を求めたアピールを『The最終ラウンド』と題して東京高等裁判所前で行った。以下はプロボクシング関係者に集合を呼びかけたその活動記録の前・後編。