[前日計量]2018.2.25
注目のライト級次世代対決!
20歳の富岡と19歳の湯場Jrの対決
 明日26日に後楽園ホールで開催される「DANGAN207」のセミファイナルでは、日本ユース・ライト級王者の富岡樹(20=REBOOT)が日本5階級制覇王者を父に持つサウスポーの湯場海樹(19=都城レオ)を迎え、2度目の防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、富岡が200gアンダーの61.0㎏、湯場がリミットの61.2㎏で一発パス。次世代対決に向け意気込みを語った。
5戦全勝の富岡はこのまま突き進む
 スーパーフェザー級で日本2位にランクされる富岡は、16年12月のデビュー以来5戦全勝(1KO)と好調をキープし、早ければ年内にも日本王座挑戦が期待されるキャリア2年目。「相手がどうくるかはだいたい分かる。サウスポーにも苦手意識はない」と自信たっぷりに話し、「今は階段を急激に上がっている感じがする。この勢いでどこまで行くのかファンに見てもらいたいし、新しいベルトを巻く姿を見せたい」と、もう一つ上のタイトルを見据えた。
勝てば一気に上位ランク入りも期待される
 対し、昨年2月にプロ入りした湯場は、ここまで3戦全勝(2KO)と勢いづくホープだが、3戦は全て無名の外国人選手が相手。今回が初の日本人選手との対戦となりその真価が問われる。自身もタイトルと日本ランキングが懸ったこの一戦を「ターニングポイント」と捉え、「まずは一本目のベルトを獲り、忘れられない日にしたい」。こちらも気合い十分といった感じだ。
 注目のライト級次世代対決。今後を国内戦線を占う意味でも重要な一戦であることに間違いはない!