[海外ニュース]2018.2.15
3/24にWBAクルーザー級王座決定戦
WBA(世界ボクシング協会)

 賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」のクルーザー級は世界王者同士の決勝が5月11日に控えているが、そんななかWBA(世界ボクシング協会)のレギュラー王座決定戦が3月24日にフランスのマルセイユで計画されている。1位のアルセン・グラミリアン(30=アルメニア/仏)と2位のリヤド・メルヒー(25=コートジボアール/ベルギー)が対戦する予定だ。

 WBAのクルーザー級は1月発表のランキングでスーパー王者だったデニス・レベデフ(露)が休養王者に格下げとなり、2月3日にレギュラー王者のジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)に勝ったIBF(国際ボクシング)王者ムラト・ガシエフ(露)がスーパー王者になることが確定的となっている。そのガシエフはWBSSの決勝でWBC(世界ボクシング評議会)、WBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)と戦うことになっている。こうしたなかレギュラー王座が空くわけで、その決定戦としてグラミリアン対メルヒーが行われるというわけだ。グラミリアンは22戦全勝(14KO)、メルヒーは24戦全勝(20KO)。
 この日はダブルメインとなる予定で、ミシェル・ソロ(コートジボアール/仏)対ジョン・ベラ(米)のWBAスーパーウェルター級暫定王座決定戦も行われる。ソロは34戦31勝(21KO)2敗1分、ベラは18戦全勝(11KO)。