[前日計量]2018.2.3
Sミドル級&Sフライ級 ダブル世界戦
ダブル世界戦前日計量

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級とIBF(国際ボクシング)スーパーフライ級のダブル世界戦が3日(日本時間4日)、米国テキサス州コーパスクリスティのアメリカン・バンク・センターで行われる。試合に出場するスーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(26=メキシコ)と同級4位ハビブ・アーメド(ガーナ)、スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(26=比)と同級9位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)が2日、前日計量に臨んだ。

 3度目の防衛を目指すサウスポーのラミレスは最初の計量では若干のオーバーだったが、全裸になって再計量すると168ポンド(約76.2キロ)のリミットちょうどだった。ガーナを出て初の試合となるアーメドは166.7ポンド(約75.6キロ)と軽めの仕上がりだった。このところ6連続判定勝ちのラミレスは36戦全勝(24KO)。注目度を上げるためにもKO勝ちがほしいところだ。昨年3月にWBOアフリカ王座を獲得した試合を含めて世界的な実績がないまま上位に進出してきたアーメドは26戦25勝(17KO)1分。オッズは41対1で王者有利と出ている。
 スーパーフライ級は4連続KO防衛を狙うサウスポーのアンカハスが114.7ポンド(約52.0キロ)、25対1のオッズをひっくり返して戴冠を狙うゴンサレスが114ポンド(約51.7キロ)だった。トップランク社と契約を交わして米国初登場となるアンカハンスは30戦28勝(19KO)1敗1分、同じく初めて米国のリングに上がるゴンサレスは22戦21勝(8KO)1敗。