[ニュース]2018.1.30
空位の日本B級、SW級はチャンカンで決定戦開催
これで全13階級のチャンカンが決定
 日本ランキング委員会が30日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局(JBC)で開かれ、1月度のランキングが更新されるとともに、オブザーバーの日本プロボクシング協会より現在空位のバンタム級とスーパーウェルター級が5月までのチャンピオンカーニバル(指名試合戦)で開催されることが決まった。なお、最新ランキングは31日に発表される。
バンタム級は左:鈴木と右:村中が激突
 赤穂亮(横浜光)が健康上の理由から1月20日のV2戦を棄権し、同時に王座を返上したバンタム級は、指名挑戦者で1位の鈴木悠介(三迫)と元日本フライ級王者で5位の村中優(フラッシュ赤羽)が、4月に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で決定戦を行うことになった。これは2位から4位までの選手に資格がない、または決定戦出場を辞退したため。初のタイトル獲得を目指す移籍後3連勝中の鈴木と、昨年世界挑戦を経験した村中の実力者同士の対決となった。
左:新藤 右:丸木 元タイトルホルダー同士が激突
 また、東洋太平洋とWBOアジアパシフィック王座を保持する井上岳志(ワールドスポーツ)が今月17日付で返上したスーパーウェルター級は、5月15日に後楽園ホールで開催されるイベントで1位の新藤寛之(宮田)と2位の丸木凌介(天熊丸木)が空位の王座が争うことが決まった。長身のサウスポー新藤は日本ウェルター級に続く2階級制覇を、中部から乗り込むアマチュア出身の丸木はWBCユース王座に続く2本目のベルト獲得を目指す。