[ニュース]2011.4.3
岡田、初防衛に成功
左:岡田 右:阪東
 2日、後楽園ホールで開催された日本スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者・岡田誠一(大橋)が挑戦者の同級1位・阪東ヒーロー(フォーラムスポーツ)を壮絶な打撃戦の末、9回0分11秒、レフェリーストップによるTKOで見事、初防衛に成功した。
タフな試合を制しV1
 試合後、王者・岡田が控え室で会見を開いた。「タフな打ち合いは想定していたが、打ち終わりの左フックをもらいすぎた。相手の気持ちが強かった。振りもあんなに鋭いとは思わなかった」と話し、さらに「早く止めたかったが、自分も手数が少なかった。詰めが甘い」と今後の課題に言及。その顔には初防衛の喜びは見られなかった。
試合後の岡田
 一方、敗れた阪東は「4ラウンドのダウンはバランスを崩しただけ。もう少し距離を取りたかった。レフェリーストップは情けない。でも気持ち良く戦えた」と試合を振り返り、今後については、ゆっくりと考えたいとした。
阪東、控え室で
 戦前、負けたら引退を口にしていた阪東だけに、今後の動向が気になるところだ。