[海外ニュース]2018.1.19
パッキャオの再起戦はPPV放送が濃厚
マニー・パッキャオ(比)

 6階級制覇の実績を持つ前WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(39=比)の再起戦について、トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは4月14日か21日に米国内で計画していることを明かしているが、いずれにしても課金システムのペイ・パー・ビュー(PPV)での放送が確実と話している。相手は未定だが、元WBOスーパーライト級王者マイク・アルバラード(37=米)が候補に挙がっている。

 トップランク社は昨年からスポーツ専門チャンネルESPNと契約を交わしており、パッキャオの再起戦も同局が放送する予定だ。アラム・プロモーターはテレンス・クロフォード(米)がジェフ・ホーン(豪)に挑戦するWBOウェルター級タイトルマッチとパッキャオの再起戦をダブルメインとして挙行するプランを練っており、4月14日ならばニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)、21日ならばラスベガスのT‐モバイル・アリーナで開催されるという。いずれにしてもパッキャオの再起戦はESPNでPPV放送されることになりそうだ。「パッキャオはまだまだトップレベルで戦う力を持っている。アンダーカードで戦うべきではない」とアラム氏は話しており、メインとして出場することが確実視されている。