[ニュース]2018.1.15
新潟県にボクシングジムがオープン!
大翔ジムがスタート
 新潟県初のプロ加盟ジムとなる大翔(やまと)ボクシングジムが11日、関係者・支援者を招待しオープニングセレモニーを行った。昨年、惜しまれつつ解散した名門・ヨネクラジムでトレーナーを務めていた元日本ライト級王者の嶋田雄大氏を迎えた大翔ジム。セレモニーには嶋田氏と現役時代から親交の深い元世界2階級制覇王者の畑山隆則(T&Hジム)代表、さらには教え子のOPBF・アジアパシフィック・ミドル級王者の秋山泰幸(ワタナベ)らが駆け付け、日本ユース・フェザー級王者の溜田剛士(大橋)とプロ3戦全勝の中嶋一輝(大橋)が記念スパーリングでイベントを盛り上げた。

※新潟県十日町市伊達甲1705-5 高瀬ビル 電話番号は025-758-3300 休日:水曜日
ジムは200坪の広さ!
 元ヨネクラジムのプロ選手で十日町出身の金澤翔吾氏が会長に就任。金澤会長が勤務する運送会社(株)天翔の松下晴久オーナーがボクシング好きで意気投合しジムを設立。金澤会長の先輩である嶋田氏を最高指導者として迎え入れた。嶋田氏は東京から毎日、新幹線でジムに通い指導する。この日、嶋田氏は畑山氏のミット打ちを見せた。
溜田と中嶋が迫力のスパーを披露
 ジムにはサンドバッグが9基、シングルダブルのパンチングボールがそれぞれ2基、リングは試合用の公式サイズが設置されている。
新潟を盛り上げる!
 昨年12月に敵地・大阪でタイトル奪取に成功した秋山とコンビを組んでいた嶋田氏は「なかなかタイトル戦で勝てなかったが、真面目にコツコツとやってきてやっと花が開いた」と愛弟子の栄冠を喜ぶと、「新潟がボクシングで盛り上がり、そしてこのジムからチャンピオンを作ることが目標です」と意気込みを語った。金澤会長も「少しでも早くチャンピオンを作りたいです!」とコメント。全国一雪の多い新潟県。厳しい自然環境をものともしない質実剛健な選手の誕生を心待ちにしたい。