[ニュース]2011.4.2
後楽園ホール、興行再開
 1日、先月11日の震災後、初の東日本興行が後楽園ホールで行われた。
 ホールは地震の影響により、リング照明を吊ている天井がたわんだことと、東側バルコニーの壁が一部崩れたほかは目立った損傷もなく、すでに修繕は完了していた。しかし、東京電力の計画停電による節電のため3月中の興行を自粛し、この日に行われた東日本新人王予選が震災後の初の興行となった。
 イベント自粛ムードの中、後楽園ホールも節電を進め、観客の安全を図る最低限の電力消費に務めていた。5階のホールに上がるまでの3機あるエレベーターの内1機を止め、入り口や通路も灯かりを落とし、リング照明も通常の7~8割程度の光量に抑えられた。
 また、後楽園ホールでは今後の余震に備え、ホール内に緊急地震警報機を設置したことを発表。地震の規模により、一時試合中断から興行中止もあることをアナウンスしていた。