[海外ニュース]2018.1.3
ファーマー側が尾川との再戦を要求
テビン・ファーマーが再戦を希望!

 昨年12月9日に米国ネバダ州ラスベガスで行われたIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦で尾川堅一(29=帝拳)に12回判定負けを喫したテビン・ファーマー(27=米)陣営が、IBFに新王者との再戦を要求している。ルー・ディベラ・プロモーターは「IBFがファーマーのランキングを高く維持し、即座の再戦を命じてほしい」と話している。

2対1の接戦を制して王者になった尾川堅一
 尾川とファーマーの試合は、序盤から尾川が前進してサウスポーのファーマーが下がりながら応戦するという展開になり、競ったラウンドが続いた。勝負は判定に持ち込まれ、ひとりは116対112でファーマーを支持したが、残る二者は同じ116対112、115対113で尾川の勝ちと採点した。これに対し敗者側は不服を唱え、「12回のうち8回か9回はファーマーが支配した」(ディベラ氏)としてリマッチを求めている。今週か来週にも発表されるものと思われるIBFランキングでファーマーが何位に置かれるか注目される。