[試合後談話]2017.12.24
辰吉寿以輝が1年2ヶ月ぶりの勝利
辰吉寿以輝とノーンディア
    1年2ヶ月ぶりに辰吉寿以輝(大阪帝拳)がリングに登場。今年は怪我で2試合キャンセルが続くアクシデントに見舞われたが、クリスマスイブにようやく再起戦を迎えることができた。大阪・なみはやドームで24日、今年7月に誕生した愛娘の莉羽ちゃんと妻の優さんに白星をプレゼント出来たのかー。
 
3度のダウンを奪い完勝の辰吉
    試合の開始、1年2ヶ月ぶりのリングで硬さが目立つ辰吉だが、試合前に課題にしていた左ジャブを連打してペースを作った。対して、ノーンディアはノーモーションの右で対抗する。すると2ラウンド、辰吉の右が決まりノーンディアがダウン、立ち上がったノーンディアだったが、3ラウンド、動きにキレが戻った辰吉は右ストレートと、左ボディで2度のダウンを追加してKO勝利。A級初戦は見事な復活KOとなった。
辰吉寿以輝(大阪帝拳)
    控え室に戻った辰吉は「もうちょっと左が出せたらよかったが、練習してきたことは少しは出せたと思う」と、笑顔を見せると「まあ、子供も見に来てたし、勝ててよかったですね。覚えてないやろうけど」と、5ヶ月になる莉羽(りう)ちゃんの前で最高の勝利を喜んだ。
妻の優さん
    リングサイドで試合を見守った辰吉の妻優さんは「試合前はなかなか寝れなかったみたいですが、勝てて良かったです。ドキドキしました。惚れ直しました」と勝利を喜んだ。
吉井寛会長
    吉井寛会長は「ボクサーらしくなってきたんじゃないかな。雰囲気が出てきた。久々の試合で序盤は硬かったけど、2ラウンドからはジャブを出ていたし、足も使えていたから成長はしている。来年は出来たら4試合くらいして、今の時期にはランキングに入れたいな」と、来年のプランも明かした。