[ニュース]2011.3.27
結果★ピログ対マシエル
 WBO世界ミドル級王者ディミトリー・ピログ(ロシア)は26日、地元ロシアのエカテリーナブルグでハビエル・フランシスコ・マシエル(亜)を相手に初防衛戦に臨んだ。  
 採点は115対112、117対110、115対111の3対0でピログが判定勝ちを収めた。
ピログは18戦全勝(14KO)。マシエルは20戦18勝(12KO)2敗。

 この日の前座にはオリンピック出場経験者が3人登場。いずれも勝利を収めている。
シドニー五輪バンタム級8強のアリシャー・ラヒモフ(ウズベキスタン/ロシア)は、ルスタン・ヌガエフ(ロシア)に12回判定勝ちでWBOアジア・パシフィック・ライト級暫定王座を獲得。33歳のラヒモフは22戦全勝(11KO)。ヌガエフは28戦21勝(12KO)6敗1分。
 北京五輪スーパーヘビー級銅メダリストのビャチェスラフ・グラスコフ(ウクライナ)は、デニス・バクトフ(ロシア)にフルマークの8回判定勝ち。戦績を9戦全勝(6KO)に伸ばした。バクトフは39戦33勝(22KO)6敗。
 アテネ五輪ではライト級初戦敗退ながら北京五輪ではライトウェルター級で金メダルを獲得したフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)は、アンドレイ・ベルディシェフ(ロシア)に3回1分39秒TKO勝ちを収めた。サウスポーのディアス(27歳)は9戦全勝(6KO)。ベルディシェフは6戦5勝(1KO)1敗。