[メキシコ情報]2017.12.17
元王者ロドリゲスvs元ランカー
元2冠王者のロドリゲス

 元IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲス(24=メキシコ)は16日(日本時間17日)、メキシコのキンタナロー州カンクンで世界挑戦経験者ロナルド・ラモス(41=コロンビア)と対戦した。3年前、高山勝成に勝って2団体王者になったロドリゲスは現在、フライ級でWBC(世界ボクシング評議会)5位、IBF6位にランクされているが、今回の試合はスーパーフライ級で行われた。

 ロドリゲスは2回に左フックをヒットしてダウンを奪ったが、その後はラモスのクリンチや変則的な動きのまえに決定打を欠いた。それでも6回、ロドリゲスは左から右ストレートでラモスをキャンバスに沈めた。ロドリゲスは29戦24勝(16KO)4敗1分。7年前にフリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)の持つWBOフライ級王座に挑んで8回終了TKO負けを喫しているラモスは60戦40勝(20KO)16敗4分。
 また、この日はメキシコシティでも試合が行われ、WBA(世界ボクシング協会)女子ライトフライ級暫定王座決定戦でシルビア・トーレス(メキシコ)がブレンダ・フローレス(メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。