今月1日に後楽園ホールで行われたIBF女子世界アトム級王者ヨコスタ・バジェ(25=コスタリカ)とのWBO(世界ボクシング機構)女子ライトフライ級王座決定戦を判定勝ちで制し、女子史上2人目の世界5階級制覇を達成した藤岡奈穂子(42=竹原&畑山)が11日付けで同王座を返上したと発表。今後は同時に保持していたWBA世界女子フライ級王座の防衛に専念することになった。
　これにより、先月29日にWBO女子アジア・パシフィック・ライトフライ級王座を獲得し、指名挑戦権を得た天海ツナミ(33=アルファ)との日本人対決が事実上消滅した。