[海外ニュース]2017.12.12
ブルック WBC7位と再起戦
ケル・ブルック

 前IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(31=英)の再起戦は来年3月3日、英国シェフィールドで予定されているが、このほど相手がWBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級7位にランクされるセルゲイ・ラブチェンコ(31=ベラルーシ)に内定した。この試合からブルックはスーパーウェルター級に転向する。

ブルックの再起戦は来年3月3日

 ブルックは昨年9月、IBFウェルター級王座を保持したままミドル級の3団体王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に挑戦したが、5回TKO負け。さらに今年5月にはエロール・スペンス(米)に11回KO負けを喫し、虎の子のタイトルを奪われた。この2試合で左右の眼窩低骨折を負ったため試合間隔が空いた。38戦36勝(25KO)2敗。
 再起戦で拳を交えるラブチェンコは14年11月にアンソニー・ムンディン(豪)に僅差の判定負けを喫するまではWBCスーパーウェルター級2位にランクされていた強豪で、31戦29勝(22KO)2敗の戦績を残している。昨年7月、トニー・ハリソン(米)に9回TKO負けを喫しはしたが、その後は2連続KO勝ちを収めている。