[試合後談話]2017.12.3
大阪では奥本貴之が再起戦
再起戦に臨んだ奥本貴之
    グリーンツダジム主催の「CRASH BOXING vol. 13」が3日、エディオンアリーナ大阪・第2競技場で開催された。メインイベントは、日本スーパーフライ級3位の奥本貴之(グリーンツダ)とタイ人ボクサーによる53kg契約8回戦。奥本は5月の日本タイトル戦惜敗からの復帰戦をどのように戦ったのか。
1ラウンド鮮やかなTKO勝利
    試合は、開始からプレスをかけた奥本が左ボディを決める。サッタワンはワンツーを伸ばすが奥本のボディワークについていけず。すると1ラウンド中盤、奥本がサッタワンをコーナーにつめると左ボディを決めサッタワンがダウン。そのまま10カウントを聞かせた奥本が鮮やかなKOで戦線復帰した。
満面の笑みを見せる奥本
    試合後、奥本は「ずっと試合まで不安でした。勝ててホッとしています。良い正月が迎えられます」と、安堵の表情を浮かべた。
本石昌也会長
    本石昌也会長は「5月の敗戦から、奥本がさらにチャンピオンになりたい気持ちが上がった。今日は内容重視で練習したことを出したかったですが、結果は良かったです」と、喜びを語った。