[試合後談話]2017.11.26
日本ランカー対決!
小坂駿と堀陽太
    日本フライ級7位の堀陽太(横浜光)と日本ライトフライ級10位の小坂駿(真正)が26日、愛知県刈谷市あいおいホールで拳を交えた。薬師寺ジム主催の「SPLENDID BOXING vol.9」の第6試合に組まれたランカー対決に注目が集まった。

 
上位ランカーに勝利した小坂
    試合は、小坂が正解なパンチで終始優勢を維持した。サウスポーの堀は独特なリズムでステップを踏みジャブを当てる。対して、小坂はジャブを上下に散らし、右ストレートを好打した。手数を出す小坂だが、前に出た小坂の頭を狙う堀は、要所で回転の早いラッシュをかける。終盤、ボディを受けた堀は動きが鈍った。小坂は、右のオーバーハンドから組み立てる。最終ラウンド、小坂が、偶然のバッティングで額を大きく裂傷した、ドクターチェックで助言を聞いたレフェリーが試合を止めた。注目のランカー対決は小坂駿が制した。
 
練習したことを出したかった
    試合後、小坂は「練習通りやっていたら4ラウンドで決めれた試合でした。右ストレートがボディに入らず、なかなか練習通りの動きができなかったです」と、反省の言葉が口をついた。「また、勉強できたので、次につなげます」と、語った。
山下正人会長
    山下正人会長は「ランカー対決やし、相手はフライ級7位の格上選手やからな、勝ったことは合格点があげられる。まあ、でも、もうちょっと練習してることを出したかったな。また、2人で練習頑張るわ」と、笑顔を見せた。