[ニュース]2017.11.21
岡田博喜にIBF挑戦者決定戦指令
岡田博喜に世界のチャンス!?
 IBF(国際ボクシング連盟)は同団体スーパーライト級4位のイバン・バランチク(24=ベラルーシ/米)と7位の岡田博喜(27=角海老宝石)に対し、挑戦者決定戦を行うよう指示を出した。ESPN.comが報じているもので、勝者が今月4日の決定戦で近藤明広(32=一力)に判定勝ちを収めて王座を獲得したセルゲイ・リピネッツ(27=カザフスタン/露/米)への挑戦権を手にする。
岡田のターゲットはWBOか?
 バランチクはアマチュア時代、09年世界ジュニア選手権でのちの五輪連覇者ロベイジー・ラミレス(キューバ)に勝って優勝したこともある。初戦敗退に終わったものの11年世界選手権にも出場している。14年3月にベラルーシでプロデビューしたあと8ヵ月後の第4戦からホームを米国に移し、アル・ヘイモン氏のバックアップを受けながらUSBA全米スーパーライト級王座などを獲得している。17戦全勝(10KO)。最近の4戦は判定勝ちに留まっているが、その前は8連続KO勝ちをマークしていた。
 一方、前日本同級王者の岡田は16戦全勝(11KO)。タイトルを返上後はWBO(世界ボクシング機構)に照準を合わせ、12月19日に東京・後楽園ホールでWBO世界ウェルター級8位のジェイソン・パガラ(比)とWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦を行うことが決まっている。IBFの指令を受けるとなるとスケジュール的にも厳しいだけに、陣営の判断が注視される。