[試合結果]2017.11.5
近藤明広がNYで世界初挑戦
12年目で大舞台に辿り着いた近藤
 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級3位の近藤明広(32=一力)は4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで1位のセルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露/米)とIBF同級王座決定戦で拳を交えた。プロ37戦目にして初めて後楽園ホールを離れて異国のリングに上がった元日本ライト級王者は、はたしてどんなパフォーマンスをみせたのか。
近藤、健闘も世界に届かず
 試合はリピネッツが強いジャブを軸に序盤から距離を意識して戦い、主導権を掌握。プレッシャーをかけ続けた近藤も、打ち下ろしの右を効かせる場面はあったが、攻撃が続かず明確なポイントには結びつかなかった。判定は117-111×2、118―110の3-0でリピネッツに軍配が上がり、テレンス・クロフォード(米)が8月に返上して空位になった王座を獲得した。戦績13戦全勝(10KO)。近藤は37戦29勝(16KO)7敗1分。
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