【ボクシング結果と試合後談話】東日本新人王決勝戦は激戦の嵐!

[結果と試合後談話]2017.11.3
東日本新人王決勝戦は激戦の嵐!

濱田vs飯見

　精鋭たちがしのぎを削る東日本新人王トーナメント決勝戦が3日、後楽園ホールで開催され11階級(※ミニマム級は中止)で熱戦が繰り広げられた。試合の模様は日テレG+で12日(日)午後3時～6時に放送される。

MVPは飯見嵐

　2017年東日本新人王の三賞は以下の通り。最優秀賞(MVP)はゴングと同時に距離を詰めて右フックで豪快にKOした飯見嵐(ワタナベ)が受賞した。「MVPはもしかすると獲れると思っていたが、優勝候補の選手を倒したので手応えはあった。試合前に会長と井上孝志トレーナーに言われた作戦が上手くいった。最後の右はドラムミットで練習していたので効いただろうなと思った。次の相手も研究してくると思うが油断せず倒したい」とコメントした。

敢闘賞はジロリアン陸

　敢闘賞は今井健裕(ワールドスポーツ)と激しい打撃戦を見せて、最終ラウンドに左フックでキャンバスに沈めたジロリアン陸(フラッシュ赤羽)が獲得した。「KOで勝つことができたので良かった。相手は思ったより前に出てきてガードも高くやりにくかったが、結果的に倒せたので自信になった。これまでの人生で最高の瞬間です」と白い歯を見せた。

技能賞は薮﨑賢人

　技能賞は2度のダウンを奪い初回1分28秒で荒川竜平(中野サイトウ)から白星を挙げた薮﨑賢人(セレス)。「新人王戦は怪我を乗り越え、皆の支えがあって勝ち進むことができました。まさか技能賞を取れるとは思っていなかったので喜びはひとしおです。次の全日本は応援してくれる皆のためにも頑張ります。自信はあります!」と声を弾ませた。

東軍代表

　本日の勝者は12日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われる西軍代表決定戦の勝者と12月23日(日)に全日本新人王決定戦で激突する。後楽園ホールでの熱戦を期待したい。