3/19後楽園ホールで開催されるWBA世界フライ級タイトルマッチで、チャンピオン ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)に挑む坂田健史(協栄)が12日、協栄ジムで公開スパーリングを行った。坂田選手はチャンピオンが、クリンチやバッティングなどを仕掛けてくることを想定。超接近戦に対応したパーラに対応したファイトを見せた。
　いよいよ通算4度目の世界挑戦まで1週間と迫り、坂田の調整も最終段階に。パーラ戦が正式に決まった2月から、これまでに合計150R近いスパーリングを重ね、対策を立てて来た。この日も同級の白石(協栄)を相手に、パーラ対策のスパーリングを3R実施。坂田「今回はがむしゃらな部分もドンドン出していきます。必ず勝ってベルトを巻きます」と王座奪取への執念を見せる。