[海外ニュース]2017.10.26
前王者コンセプションが再起
ルイス・コンセプション

 前WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者ルイス・コンセプション(32=パナマ)は24日(日本時間25日)、パナマシティでルイス・カリージョ(28=コロンビア)と対戦し、2回TKO勝ちを収めた。2度のダウンを奪ってレフェリー・ストップに持ち込む圧勝だった。WBAフライ級暫定王座を獲得した実績を持つコンセプションは昨年8月、河野公平(36=ワタナベ)に12回判定勝ちを収めてWBAスーパーフライ級正規王者になったが、初防衛戦を前に計量で失格して王座を失ったうえ試合でもカリド・ヤファイ(28=英)に12回判定で敗れた。今年7月には再起を果たしたが、9月にアイラン・ディアス(メキシコ=現WBC17位)に不覚の判定負けを喫していた。

コンセプションは42戦36勝(25KO)6敗。7年前にWBAミニマム級暫定王座決定戦に出場したこともあるカリージョは28戦17勝(15KO)10敗1分。これで4連続KO負けとなった。