[海外ニュース]2017.10.23
ビカが復帰2連勝
サキオ・ビカ

 元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者サキオ・ビカ(38=カメルーン/豪)は22日、オーストラリアのシドニーでジアルド・アイェトビッチ(36=セルビア)と対戦し、12回判定勝ちを収めた。ビカはローブローで2点の減点を科されたが、それが勝敗に影響を及ぼすことはなく3対0で勝利を得た。今年7月、2年3ヵ月ぶりにカムバックしたビカは復帰2連勝をマークし、通算戦績を44戦34勝(22KO)7敗3分に伸ばした。
 前座には元世界スーパーライト級王者コンスタンチン・チュー(露/豪)に息子ティム・チュー(22=豪)が出場、ウェイド・ライアン(27=豪)に10回判定勝ちを収めた。チューは初回にダウンを喫したが、その後は持ち直して97対92、97対93、95対94のスコアでジャッジ三者から支持された。初10回戦を勝利で飾ったチューは7戦全勝(5KO)、ライアンは20戦14勝(3KO)6敗。