[前日計量]2017.10.21
IBFクルーザー級タイトル戦

 IBF(国際ボクシング連盟)クルーザー級タイトルマッチ、王者ムラト・ガシエフ(24=露)対元王者で現IBF1位クシシュトフ・ウロダルチク(36=ポーランド)の12回戦は21日(日本時間22日)、米国ニュージャージー州ニューアークで行われる。初防衛を目指すガシエフ、3度目の戴冠を狙うウロダルチクは20日、揃って前日計量に臨んだ。

 200ポンド(約90.7キロ)が体重上限のクルーザー級はヘビー級の次に重い階級で、現在は4団体の各王者が参加して「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」が開催されている。この試合もその一環で、オッズは14対1で若いガシエフ有利と出ている。計量ではそのガシエフが199ポンド(約90.2キロ)、一回り年長のウロダルチクが199.5ポンド(約90.4キロ)だった。ガシエフは24戦全勝(17KO)、ウロダルチクは57戦53勝(37KO)3敗1分。前座では前WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者ジャック・クルカイ(エクアドル/独)が出場、WBC(世界ボクシング評議会)同級4位、ミドル級でIBF7位、WBO(世界ボクシング機構)9位にランクされるマシエイ・セルッキ(ポーランド)と対戦する。