[予備検診]2017.10.18
比嘉大吾 胸周りは脅威の98㎝
比嘉とマソンの身長差は6㎝
 10月22日(日)の東京・両国国技館でWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王座を争うチャンピオン比嘉大吾(22=白井・具志堅)と同級6位のトマ・マソン(27=仏)が18日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。
10月22日(日)東京・両国国技館で行われる試合の模様は、当日はフジテレビ系列で全国中継される。
この数値は凄いと具志堅会長
 検診後の会見で、比嘉の数値を見た具志堅用高会長は、前回より7㎝アップした胸囲に「ミドル級(アッサン・エンダム)と同じじゃないか!脈拍も凄い、マラソン選手並み」と驚いて見せると、野木丈司トレーナーも「トレーニングの成果が数値に出た」とニヤリ。陣営の士気が上がった。
これが重量級並みの胸囲
 検診前は身長170㎝のマソンとの10㎝差の身長を警戒していた比嘉だが、実際は167㎝でその差は6㎝。「これなら自分の距離でジャブは当たる」と初防衛に自信を深めた。
マソンの戦績は17勝(5KO)3敗1分
 対し、世界初挑戦のマソンは若干緊張した面持ちで会見に臨み、チャンピオンの印象について小声で「少し小さいかな」とぼそり。比嘉の胸囲に質問が及ぶと「胸でボクシングをする訳じゃない」と返した。
14連続KOで全勝記録を更新したい
WBC世界フライ級タイトルマッチ
■予備検診結果
王者比嘉大吾
身長:160.8cm
胸囲:98.0cm
首周:35.5cm
リーチ:166.0cm
血圧:135/80mm/Hg
脈拍:42/min
体温:36.5℃
マソンはいかに距離が保てるかがポイントと語る
挑戦者トマ・マソン
身長:167.0cm
胸囲:90.0cm
首周:34.5cm
リーチ:172.0cm
血圧:133/69mm/Hg
脈拍:71/min
体温:36.7℃