[海外ニュース]2017.10.16
世界戦出場者の報酬
勝者の一人ハード

 14日に米国では東海岸のニューヨークでスーパーウェルター級のWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)トリプル世界戦が行われ、西海岸のカリフォルニア州カーソンではフェザー級のWBAダブル世界戦が行われた。この日の試合に出場したエリスランディ・ララ(34=キューバ/米)ら世界王者5人と挑戦者5人の報酬が明らかになった。

ララは70万ドルを得た

 ESPN.comによると、スーパーウェルター級のトリプル世界戦は、メイン格のWBAスーパー王者エリスランディ・ララ(キューバ/米)が70万ドル(約7840万円)で群を抜いて高額で、次いでWBC王者ジャメール・チャーロ(米)の45万ドル(約5040万円)、IBF王者ジャレット・ハード(米)の33万ドル(約3696万円)と続く。挑戦者陣はララに挑んだゲシェイが25万ドル(約2800万円)、チャーロに1回KO負けを喫したルビンとハードに10回終了TKO負けを喫したトラウトが22万5000ドル(約2520万円)だった。
 カーソンで行われた2試合の方は、8回TKO勝ちでWBAフェザー級スーパー王座を防衛したレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)が75万ドル(約8400万円)、10回負傷判定でレギュラー王座を守ったアブネル・マレス(メキシコ/米)が70万ドル(約7840万円)と報告されている。サンタ・クルスに敗れたクリス・アバロス(米)は7万5000ドル(約840万円)、マレスに敗れたアンドレ・グティエレス(メキシコ)は5万ドル(約560万円)だった。また、前座に出場した元WBCライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)は5万ドル、18戦目で初黒星を喫したエディ・ラミレス(米)は2万ドル(約224万円)だった。