[海外ニュース]2017.10.16
Lフライ級挑戦者決定戦

 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級挑戦者決定戦、4位のフェリックス・アルバラード(28=ニカラグア)対5位ファーラン・サックリーン・ジュニア(24=タイ)の12回戦は14日(日本時間15日)、ニカラグアの首都マナグアで行われた。今年5月、八重樫東(34=大橋)から王座を奪ったミラン・メリンド(29=比)に対する指名挑戦権を手にしたのは?

 初回からアルバラードの一方的な展開だった。プレッシャーをかけながら相手を追い、ラウンド終了間際には右を決めてダウンを奪う。3回、再びアルバラードが右を浴びせるとファーランがダウン。これで勝負が決した。アルバラードは13年12月に井岡一翔(井岡)の持つWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王座、半年後にはファン・カルロス・レベコ(亜)の持つWBAフライ級王座に挑んだが、いずれも判定で敗れた。以後はこれで13連勝(12KO)となった。32戦30勝(26KO)2敗。2度の世界挑戦を経験しているファーランは39戦32勝(17KO)6敗1分。