フライ級で16度、スーパーフライ級で11度の防衛を記録している元世界2階級制覇王者オマール・ナルバエス(42=亜)は14日(日本時間15日)、アルゼンチンのブエノスアイレスでニコライ・ポタポフ(27=露/米)とのWBO(世界ボクシング機構)バンタム級挑戦者決定戦に臨み、7回終了TKO勝ちを収めた。現在はバンタム級でWBO1位にランクされるナルバエスは2位のポタポフを下したことで、11月18日に英国北アイルランドのベルファストで行われるゾラニ・テテ対シボニソ・ゴニャの南アフリカ人同士の勝者への挑戦権を獲得した。14年12月、井上尚弥(大橋)に2回KO負けを喫したあと3連勝(1KO)のナルバエスは51戦47勝(25KO)2敗2分。15年から米国を拠点に活動しているポタポフは19戦18勝(8KO)1敗1分。