[海外ニュース]2017.10.12
ブリージールはモリナと対戦

 WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級6位、IBF(国際ボクシング連盟)7位、WBO(世界ボクシング機構)4位にランクされるドミニク・ブリージール(32=米)が11月4日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターでWBC12位のエリック・モリナ(35=米)と対戦することになった。もともとブリージールはWBC1位のバーメイン・スティバーン(38=ハイチ/米)と戦う予定だったが、スティバーンがWBC王者デオンタイ・ワイルダー(31=米)に挑戦することになったため、相手がモリナに変更された。

 当初、11月4日のカードはワイルダー対ルイス・オルティス(キューバ/米)、スティバーン対ブリージールだった。この2試合の勝者同士が来春にWBCの指名試合を行う計画だったが、オルティスのドーピングが発覚して組み合わせが変わってしまった。割を食ったかたちだったのがブリージールだが、モリナ戦が決まってホッとしたことだろう。昨年6月、アンソニー・ジョシュア(英)の持つIBF(国際ボクシング連盟)王座に挑んで7回TKO負けを喫しているブリージールは19戦18勝(16KO)1敗。ワイルダーに9回KO負け、ジョシュアに3回TKO負けを喫しているモリナは30戦26勝(19KO)4敗。11月4日の試合でワイルダーとブリージールが勝てば、来春に両者が対戦することになりそうだ。