[海外ニュース]2017.10.11
ナルバエス 16ヵ月ぶり実戦
オマール・ナルバエス

 来日経験もあるフライ級、スーパーフライ級の元WBO(世界ボクシング機構)王者オマール・ナルバエス(42=亜)が14日(日本時間15日)、昨年6月以来1年4ヵ月ぶりにリング上がる。現在、WBOバンタム級1位にランクされるナルバエスが対戦するのは2位のニコライ・ポタポフ(27=露/米)で、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われるこの試合はWBO世界バンタム級挑戦者決定戦として挙行される。

3階級制覇に照準合わせるナルバエス
 サウスポーのナルバエスは14年12月に井上尚弥(大橋)に2回KO負けを喫してWBOスーパーフライ級王座を失ったが、その後はバンタム級のIBF(国際ボクシング連盟)中南米王座を獲得するなど3連勝(1KO)を収めている。50戦46勝(24KO)2敗2分。対するポタポフは2年前に拠点をロシアから米国東海岸に移し、今年3月にはアントニオ・ニエベス(米=9月に井上と対戦して6回終了TKO負け)に勝ってNABO北米王座を獲得、上位に浮上してきた。18戦17勝(8KO)1分。勝者がゾラニ・テテ(南ア)への指名挑戦権を獲得する。