[海外ニュース]2017.10.10
ベンが米国進出を計画

 ミドル級とスーパーミドル級の元世界王者ナイジェル・ベン(英)の息子として知られるウェルター級のコナー・ベン(21=英)が、次戦を米国で行うプランが浮上している。マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターが明かしたもので、計画どおりにいけば11月11日にニューヨークで行われる前WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(30=米)対ルイス・アリアス(27=米)の前座に出場することになりそうだ。

 ベンは16年4月にプロデビューし、先週7日のネイサン・クラーク(英)に1回TKO勝ちを収めた試合を含め9戦全勝(7KO)をマークしている。このところ4連続KO勝ちと勢いを増している。このほどマッチルーム・ボクシングはジェイコブスと契約を交わしており、11月11日が米国進出の初イベントとなる。そのため英米両国に注目されるカードを組む必要がある。いまのところメインのジェイコブス対アリアスのミドル級世界ランカー対決のほか、ジャレル・ミラー(米)対マリウス・ワフ(ポーランド)のヘビー級世界ランカー対決がセミ格で組まれている。