[メキシコ情報]2017.10.10
カジェロスの再起第3戦
福原と王座を争ったカジェロス(左)

 今年2月、来日して福原辰弥(28=本田フィットネス)とWBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王座決定戦を行い12回判定負けを喫したモイセス・カジェロス(28=メキシコ)が20日、メキシコのコアウィラ州モンクローバで再起第3戦に臨む。王座が福原から山中竜也(22=真正)に移り、1位のペッチマニー・ゴーキャットジム(26=タイ)も敗れるなど風雲急を告げるWBOのミニマム級トップ戦線。再びカジェロスの出番がやってくるかもしれない。

 カジェロスは福原に惜敗したあと5回に2回KO勝ちで再起、8月には8回判定勝ちで2連勝を収めている。35戦27勝(15KO)7敗1分。再起第3戦で拳を交えるのは17戦8勝(1KO)7敗2分のエリック・サモラ(メキシコ)。まだ6回戦までしか戦った経験がなく、カジェロスの圧勝が予想される。