今年3月に6度の防衛を重ねた日本スーパーウェルター級タイトルを返上し、世界へのステップアップを待っていた野中悠樹(井岡弘樹)だが、10月14日(土)、オーストラリア・ブリスベンでWBO世界同級3位のデニス・ホーガン(豪)とWBOオリエンタルタイトルをかけて拳を交えることになった。この試合は、タイトルをかけて、というよりも、上位ランカーへの挑戦であり、世界への挑戦権をかけた大事な一戦となる。12月には40歳を迎える野中にとって、世界へのラストチャレンジとなる大一番を前に話を聞いた。