[海外ニュース]2017.9.28
コットのラストファイトは12/2か
亀海戦のコット

 4階級制覇を成し遂げているWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(36=プエルトリコ)の次戦が12月2日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で計画されている。コットは8月に亀海喜寛(34=帝拳)に12回判定勝ちを収めて王座を獲得したが、その試合の前後から年内で引退すると公言しており、12月の試合がラストファイトになる可能性が高い。

4階級制覇王者ミゲール・コット
 コットとプロモート契約を交わしているゴールデンボーイ・プロモーションズによると、WBO王者は次戦に向けて来週からフレディ・ローチ・トレーナーとトレーニング・キャンプを開始する予定だという。ラストファイトの相手は未定だが、前IBF(国際ボクシング連盟)王者デビッド・レミュー(カナダ)の名前が候補として挙がっているほか、WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)との対戦を推す声もある。