[海外ニュース]2017.9.27
元王者デマルコの再起第2戦

 元WBC(世界ボクシング評議会)ライト級王者アントニオ・デマルコ(31=メキシコ)の再起第2戦が10月14日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われることになった。相手は17戦全勝(11KO)のホープ、エディ・ラミレス(25=米)。IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級15位にランクされる新鋭を相手に元王者は存在感を示すことができるか。

 サウスポーのデマルコは11年10月の決定戦でホルヘ・リナレス(帝拳)に11回TKO勝ちを収めてベルトを獲得したが、翌年11月にエイドリアン・ブローナー(米)に8回TKO負けを喫して王座を明け渡した。その後、14年から15年にかけて3連敗したのを機に引退。しかし、今年2月に再起して10回判定勝ちを収めた。39戦32勝(23KO)6敗1分。なお、このデマルコ対ラミレスはレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)対クリス・アバロス(米)、アブネル・マレス(メキシコ/米)対アンドレ・グティエレス(メキシコ)のWBA(世界ボクシング協会)フェザー級ダブルタイトルマッチの前座として行われる。