[ニュース]2017.9.22
尾川堅一 いよいよ世界か!?
21日に帝拳ジムが明らかにした
 日本スーパーフェザー級王座を5度防衛後、世界に照準を合わせ8月に王座を返上したばかりの尾川堅一(29=帝拳)に世界戦のチャンスが訪れた! IBF(国際ボクシング連盟)は現在空位となっているスーパーフェザー級王座決定戦に向けての交渉をするよう、4位の尾川と5位テビン・ファーマー(27=米)の陣営に通達した。
プロ8年目の尾川は初の世界戦
 この王座はメイウェザーの秘蔵っ子と知られる18戦全勝のジェルボンテ・デービス(米)が、8月27日の防衛戦で計量失格により剥奪されたもの。対戦相手のフランシスコ・フォンセカ(コスタリカ)が勝った場合にのみ王座が移動する変則マッチとして行われたが、デービスが8回KO勝ちしたため空位となった。
 ファーマーは30戦25勝(6KO)4敗1分とキャリア序盤の黒星こそ目立つが、12年10月の敗戦以降は18連勝中と勢いのある技巧派のサウスポー。交渉がまとまれば24戦目の尾川ともに世界戦は初となる。