[インタビュー]2017.9.21
高畑里望 強い末吉選手と戦うだけ
高畑里望(ドリーム)
 38歳の叩き上げボクサーに"チャンス到来"。10月7日(土)、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメインイベントで日本スーパーフェザー級王座決定戦に出場する日本同級2位の高畑里望(ドリーム)。前王者の尾川堅一(28=帝拳)が返上し、空位になったベルトを日本同級1位の末吉大(26=帝拳)と争う。
 28歳でプロデビューし、東日本新人王決勝戦まで進出。その後は数多くの強豪と拳を交えた高畑だったが、涙を飲んだのは一度や二度ではなかった。その度に再起を決意し、激戦を繰り広げてタイトルマッチという晴れ舞台まで駆け上がってきた。決戦を数週間後に控えた高畑は目の前の相手を倒すことだけを考えていた。