[海外ニュース]2017.9.14
近藤明広の世界挑戦は11月4日?
近藤明広(一力)

 WBC(世界ボクシング評議会)世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(31=米)は11月4日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで元WBA(世界ボクシング協会)同級暫定王者ルイス・オルティス(38=キューバ/米)を相手に6度目の防衛戦を計画しているが、その前座にセルゲイ・リピネッツ(28=露/米)対近藤明広(32=一力)のIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座決定戦が組み込まれる可能性が出てきた。

 スーパーライト級はテレンス・クロフォード(米)が8月に4団体王座を統一したが、その後、IBF王座を返上。これを受け挑戦者決定戦を経て1位にランクされたリピネッツとWBOアジア・パシフィック王座を獲得するなどして3位に上がってきた近藤で決定戦が行われることになっている。リピネッツは12戦全勝(10KO)、近藤は36戦29勝(16KO)6敗1分。ワイルダー対オルティスを放送する予定のショータイムはトリプル戦にしたい意向を持っており、さらに前WBAミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)の再起戦がセットされるものとみられている。正式決定の報を待ちたい。