[ニュース]2017.9.12
田口良一と京口紘人が品川区を表敬訪問
職員の出迎えに感謝した両王者
 7月23日の東京・大田区総合体育館で6度目の防衛に成功したWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者の田口良一(30=ワタナベ)と、同じ日のメインでIBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王座を獲得した京口紘人(23=ワタナベ)が、ジムが所在する東京・品川区役所を表敬訪問。二人は区役所玄関前の歓迎セレモニー後、田口は防衛成功を、京口は世界初挑戦での戴冠を品川区の濱野健区長に報告した。
京口からはサイン入りグローブが贈られた
 濱野区長が「二人とも素晴らしい選手。これからも勝ち続けてください」と称えると、京口は「終盤になって意識がもうろうとしましたが、皆さんの応援と辛い練習を思い出して頑張ることができました」と感謝した。また、「スポーツ選手のなかでもボクサーの体は一番素晴らしい」と区長が話しを振ると、田口は「30戦やってきましたが、減量に慣れはありません。毎回きついですね」と苦笑い。それでも年末に予定する統一戦に向け、「必ず勝てるように頑張ります」と拳を固め、京口も「次は難しいと言われている初防衛戦ですが、またこうして報告ができるように精進します」と誓った。
2冠王者の誕生!
  京口からはサイン入りグローブが区長に贈られるなど、和やかな会談は30分以上にわたり、記念撮影では濱野区長が2本のチャンピオンベルトを肩に掛け「2冠王者だ!」と喜んでいた。
それぞれ次戦は年末に予定
 なお、田口は明日13日にエディオンアリーナ大阪で行われるWBO世界同級王者の田中恒成(22=畑中)のV2戦を現地で観戦する予定。田中が勝てば統一戦の相手に決まるだけに、「田中選手に抜かりはないでしょう。もちろん応援はしますが、石原トレーナーと一緒にしっかり見させてもらいます」とすでに田中攻略に目を向けていた。